知られているようで知られていない?大阪・柏原ぶどうのミニ歴史コラム。
大阪府のぶどう栽培の歴史は、江戸時代まで日陰樹として植えられていたものを、柏原市平野の中野喜平氏が甲州ぶどうの栽培に成功したのをきっかけに、明治17年には1反(約1,000平方メートル)あまりに広げ、高収益をあげました。
この様子を見た周辺の農家も競ってぶどうを植えるようになり、昭和初期には大阪府のぶどう生産量は全国第1位となり、とくに柏原市は全国一のぶどう産地と言われるようになりました。
現在も大阪府は全国8位(令和2年度現在)のぶどう生産量を誇り、デラウェアに限ると全国3位で日本有数の産地と言えます。
柏原のぶどうは、大阪ぶどう栽培において古くから歴史があり、未来を担う若い人たちもおいしいぶどうづくりをめざしています!